検査入院
11月17日、18日と検査入院しいていた。
肝機能が良くない、良くない原因が分からない、よって生体検査して原因を調査が今回の検査入院の趣旨である。
実は私は今まで入院した事が無く不安一杯の気持ちであった。
入院手続き終了後、ざっと検査のあらましとそれに伴うリスクの話があり、同意書に署名する。同意書は思わぬ事態が発生した場合、それに対する処置を行う事への承諾であった。
その後血液検査をし、そのまま針をつけたままで、点滴が施される。点滴を行うのは、何かあった場合直ぐに緊急処置(薬の投与など)が出来るよう、投与口を確保する為のようだ。
いよいよ、担当医がエコー装置で肝臓をスキャンし、針を刺す場所を探す。そこから針を差込み肝臓の生体を取り出す。その間たった3秒ぐらい。
その内容に比べ前段の用意は大げさすぎる位だが、これももしもの為の安全対策なのであろう。
以上の様に全ては順調に終わったが、実はここからが大変であった。大変と言うのは、不足の事態が発生したのではなく、針を刺して肝臓の一部を取り出したわけだから、私の体には相当な負担がかかっている。回復させる為に体を横にして、傷口を下にした状態で6時間絶対安静状態を保たなければならない。要するに、その間動いてはいけないのである。そうする事により、傷口も閉じ、体も機能回復するのである。その間は当然、点滴はついたままで、軽い痛み止めと点滴液が施されている。
その間のトイレはもちろん尿瓶を使用することになる。誰がするのかは当然看護師がおこなうのである。私も尿を我慢していたが、こらえきれずナースコールボタンを押してしまった。出る事出る事800ccぐらい出ただろうか。「一杯出ましたね」と言われ気恥ずかしい思いをしたわけである。何とか6時間を我慢したが、体を変な体勢で長時間保っていた為、腰と肩に相当な負担がかかり、まだ痛い状態である。
6時間経った後は、点滴もはずしてもらい、普通の体勢を取って良くなったが、要経過観察と言う事で1晩お泊りしたわけである。
と言う事で、私の検査入院は終了した。
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